就労準備支援事業・就労訓練事業
就労準備支援事業とは
- 生活困窮者に対して、それぞれが就労に関して抱えている課題を支援します。
就労以前の、仕事に向かうコンディションを整える事を目標にしています。 - 就労に必要な実践的な知識・技能の習得や、「生活リズムが崩れている」、「社会との関わりに不安を抱えている」、「就労意欲が低下している」等の理由で就労に向けた準備が整っていない方について、就労に向けた準備としての基礎能力の形成から支援を行います。
- 対象
-
- 経済的に困窮している方(障害者に限りません)
- 就労に課題を抱えている方
- 岐阜県が就労準備支援事業による支援が必要と認める方
- 支援内容例(1)
-
- 【課題】昼夜逆転。バランスのとれた食事ができない。身だしなみを整えられない。
- 【長期目標】規則正しい生活、適切な食事や身だしなみができるようになる。
-
- 短期目標:定時の起床・就寝
→支援内容:起床・就寝の確認 - 短期目標:買い物・調理方法の習得
→支援内容:買い物や調理方法を教える - 短期目標:身だしなみの必要性の理解、方法の習得
→支援内容:身だしなみの必要性や方法について指導
- 短期目標:定時の起床・就寝
- 支援内容例(2)
-
- 【課題】協調性に欠ける。コミュニケーションを適切に図ることができない。
- 【長期目標】協調性を身につける。円滑なコミュニケーションができるようになる。
-
- 短期目標:他者と協力して作業ができるようになる。
→支援内容:ボランティア活動 - 短期目標:自分の考えを伝えることができるようになる。
→支援内容:グループワーク(ディスカッション)等の実施
- 短期目標:他者と協力して作業ができるようになる。
- 支援内容例(3)
-
- 【課題】作業内容を理解するのが遅い。就労に不安を抱えている。
- 【長期目標】作業内容を素早く理解し、効率的に作業ができるようになる。就労について自信が持てるようになる。
-
- 短期目標:何度も説明を受けることなく作業を行えるようになる。
→支援内容:軽作業の実施 - 短期目標:働く場に慣れる。
→支援内容:職場見学、就労体験
- 短期目標:何度も説明を受けることなく作業を行えるようになる。
就労訓練事業とは
- 「仕事が見つからない」「社会に出るのが不安」「家賃が払えず家を追い出されそう」など、さまざまな困難の中で就労・生活に困窮している人に、状況に応じた就労の機会を提供するとともに、生活面や健康面での支援を行います。
- 利用者は雇用契約を締結せず、訓練として就労を体験する形態(非雇用型)、雇用契約を締結した上で支援付きの就労を行う形態(雇用型) のいずれかで就労を行います。どちらの場合も、本人の状況に合わせてステップアップしていき、最終的には一般就労につなげることが目標です。
- 対象
-
すぐには一般企業等で働くことが難しい方。(障害者に限りません)
長期離職者、ニート、ひきこもりなど心身に課題があったり、精神疾患を抱える方、生活保護受給者など、さまざまな状況の方を支援します。
- 具体的な支援内容
-
-
例えば毎日の就労が難しい、体調の変化でときどき休んでしまうという方に対しては、就労日数や一日の就労時間を少なくしたり、まわりの従業員の理解を求めつつその方が休んだときの仕事をカバーしたりするなどの配慮をします。
あるいは、集中力が必要な複雑な仕事がまだできないという方の場合は、他の従業員の方が行っている業務のうち、その方に合った業務をいくつか切り出して、―人分の仕事にします。 - 必要に応じて、身だしなみや健康管理に関する指導やビジネスマナーやコミュニケションに関する支援などを行います。
-
例えば毎日の就労が難しい、体調の変化でときどき休んでしまうという方に対しては、就労日数や一日の就労時間を少なくしたり、まわりの従業員の理解を求めつつその方が休んだときの仕事をカバーしたりするなどの配慮をします。
お問い合わせ
受付時間:午前9時から午後5時
TEL 0581-78-4778
FAX 0581-78-4848